●大円寺と大日如来像
 大円寺は津軽では「大鰐の大日様」として篤い信仰を集める名所です。しかしここに安置されている本尊、国指定重要文化財の大日様、すなわち大日如来像は、実は阿弥陀如来座像であり、大日様ではないのです。それはなぜ阿弥陀様をを大日様と呼んだか。本当の大日如来像は胎内仏として中に入っているのでは、との疑問から大正時代に調査されましたが、何も出てはきませんでした。確かな事は、この像は紛れもなく典型的な藤原様式であり、普通はヒノキが用いられますが、これはヒバ材を使用し、平泉にきていた都の仏師が彫ったものと考えられ、年代様式は平安末期から鎌倉初期と言われています。
 大日様の縁起に関わる一説があります。後白河院が全国66ケ所の国分寺のひとつとして神岡に大安国寺を建てたが、その後、荒廃。本尊は風雨にさらされ、傷んでいたが、何人かがこれを大鰐(当時は蔵館村)に移し守っていた。時代は流れ、慶海行人がこれを見て、草堂を結び本尊を安置した。たまたま大鰐の御所に滞在していた津軽藩主信義の鷹の病気平癒を祈願したところ、病は治り、これを喜んだ信義は、本尊を京都で補修させ、慶安3年(1650)に御堂を建立、本尊を移安した。以後は絶えず勤行し、後に神岡山高伯寺と号した、というもの。この他の伝来も残されていますが、確かな事は、3代信義公が再興したという史実のみが明らかであり、それ以前の歴史は謎に包まれています。ただこの史実は町名発祥のに関わる事でもあるのです。大鰐の名は「大阿弥」(大きな阿弥陀如来)が変化したとの考えが有力です。
弘前公園
(13km/車で30分)国重文、弘前城を擁する弘前公園は桜まつりに始まり、四季折々に色鮮やかな表情で訪れる人々を楽しませます。弘前市には数々の歴史建造物・旧跡があり、小京都の風情を感じさせてくれます。
岩木山
(30km/車で60分)岩木山へは、アップルロードが絶好のドライブコースです。一面に広がる林檎畑のロケーションは感動の景観です。春スキーや津軽の秋の大祭「お山参詣」では大勢の人々で賑わいます。
十和田湖
(35km/車で60分)神秘の湖、十和田湖、そして湖に源を発する奥入瀬は、大勢が訪れる青森県の観光を代表する景勝でもあります。春夏秋冬、筆舌し難い豊かな美しさで訪れる人々を魅了します。
白神山地
(70km/車で120分)ブナの原生林を主体とする世界遺産白神山地は、極めて価値の高い自然生態系が保たれており、天然記念物のクマゲラやイヌワシをはじめ、ここでしか見ることのできない貴重な動植物の数々は、訪れる人々を魅了してやみません。
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